PicoCELA株式会社 (本社:東京都中央区、 代表取締役社長:古川浩、 以下ピコセラ) は、 2020年1月31日(金) に行われた、
日本弁理士会主催の知的資産経営フォーラム2019 第6回知的財産活用表彰において、「知的財産活用奨励賞 知的財産情報部門 (データ利活用、 標準化推進、 営業秘密管理等) 」を受賞いたしました。
知的財産活用表彰は、 知的財産の活用に対する意識が高まることを目的に、 知的資産経営に積極的に取り組む
中小企業やそれらを支援する金融機関・開発者・サービス支援企業に対し、 日本弁理士会が表彰することで、 知的財産の
活用に対する意識を高めていただくことを目的としたものです。
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知的財産活用奨励賞には、 知的財産情報部門、 ブランド部門、 デザイン部門、 知的財産戦略部門の4つの部門があり、 今回
ピコセラが受賞した「知的財産情報部門」は本年新設された部門となります。
本部門は、 データ利活用、 標準化推進、 営業秘密管理等での知財活用を行っている企業が対象です。
ピコセラの受賞では、 「世界最高の無線メッシュ技術の実用化を目指し、 積極的に特許取得する一方、 収集データをもとに
人流分析等を行い、 より効果的なサービスを提供するなど、 データ利活用で大きな評価を得ている」点が評価されるポイントになりました。
ピコセラは、 2008年の創業以来、 無線メッシュ技術の開発と実用化を目指し、 事業を進めて参りました。
国内外で150サイト以上の運用実績を有しており、 年間延べ利用者数は100万人以上に達しています。
多くの導入箇所では7割以上のLANケーブル削減に成功し、 IoT普及を促進させる技術の一つとして注目を受けています。
現在、 従来型の通信ネットワークは、 周波数資源の限界やモバイルの爆発的なトラフィック量の増加、 それに伴う
ユーザーエクスペリエンスの低下といった深刻な課題を抱えています。 この喫緊の課題に対し、 ひとつの解決手段を提供する
のがピコセラのデバイスとソリューションです。 これらのソリューションは、 我々がPCD (ピコセラ認定開発者制度) と
呼んでいる、 パートナー様との共同作業で実現できるものと考えております。
今後も知的財産を活用し、 人々の生活空間に偏在する情報とインターネットを今以上にフレキシブルに結びつけて、 情報通信産業に
革新的な数々のサービスをもたらす立役者となるよう努めてまいります。