この度、弊社の「無線多段バックホール技術活用製品」が建築土木現場での新技術の積極的導入を促すことを目的とした国土交通省運用のデータベースシステムNETISへ登録されました。
PicoCELA(ピコセラ)株式会社(東京都中央区、代表取締役社長 古川 浩 以下、PicoCELA)は、令和3年6月7日に国土交通省関東地方整備局より下記の新技術についてNETISの登録を完了致しましたのでお知らせいたします。
●NETISとは
新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)とは、公共工事等に関する優れた技術を持続的に創出していくため、新技術を積極的に活用する目的とした、国土交通省が運用しているデータベースシステムです。NETISに登録された技術を使うことで、国や地方自治体が発注元となる公共工事に際し、工事成績評定での加点の対象となります。
●NETIS登録内容及び登録番号 等
①新技術名称 :無線多段バックホール技術活用製品
②NETIS登録番号 :KT-210019-A
③公開の範囲 :一般
④登録日 :令和3年6月7日
●概要
本製品は、無線不感地帯に対応するための無線多段中継技術を活用しています。従来、有線LANで対応していた現場では、本技術の活用により有線LANの敷設コストの削減が可能となり、経済性の向上が図れます。
●事例
企業名:西松建設株式会社
概 要: ピコセラと西松建設は、ピコセラのPCWL-0410を標準機として採用し、地上30階建ての高層ビルでの置局の実証実験を共同で行いました。今回の実証実験の成功では、各種のIoT機器を工事現場に持ち込むことが可能となり、作業の効率化を実現することができました。これにより、建築土木工事現場での働き方改革の推進が可能となります。
企業名:錢高組
概 要: Wi-Fiとビーコンタグを組み合わせた低コストな屋内測位システムを物流倉庫で活用する実証実験を、ピコセラのLAN配線工事レスのアクセスポイント (PCWL-0400) 、同社クラウドシステムPicoManager(ピコマネージャー)を用いて実施しました。この実験では、無線LANアクセスポイントであるPCWL-0400に、BLE通信機能を搭載することで測位機器としてのシステムを構築しました。
各種事例はこちらからご覧いただけます
●製品一覧
【PCWL-0400】
最小限のLAN配線で、無線LANエリアを構築!
企業向けの無線LANアクセスポイント機能を装備大規模商業施設、オフィス、工場などの屋内向け
無線多段中継により、配線を削減します。
【PCWL-0410】
PCWL-0400の屋外版、最小限のLAN配線で屋外無線通信網を構築!
企業向けの無線LANアクセスポイント機能を装備。(屋内外対応)
無線多段中継により、配線を削減します。
【PicoHUB station】
バッテリ内蔵、PCWL-0400と共に耐環境性筐体に収容!