「知財功労賞」の概要

経済産業省 特許庁では、毎年4月18日の「発明の日」に知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、経済産業大臣表彰および特許庁長官表彰を行っています。両表彰を合わせて、「知財功労賞」と総称しています。

受賞のポイント

・大企業がしのぎを削る中で、ベンチャーが頭角を現すには知財の裏付け無くしてはなし得ない、という創業者社長の意識の下、経営管理本部の中期戦略の重点項目に「さらなる知財力の強化」を掲げ、長期的戦略を策定・実行している。

・知財ポートフォリオによって鉄壁の守りを志向しており、これにより他社へのライセンスが可能となり、事業モデルの拡大に貢献している。なお、ベンチャーであるため専任の知財人材を配置できないが、これを逆手に取り、5名の兼任者を通じて「究極的には知財を売っている会社」として、部門横断で全社員の意識向上に努めている。

・個々の発明にはその重要度に応じたランク付けを行っている。特に重要とされる発明に対しては、出願後のメンテナンス、例えば分割出願などのテクニックを織り交ぜながら更なる強化を図るようにしている。

PicoCELAは、知的財産権の活用を進めながら、情報技術の力を活用し、利用者ならびに消費者の生活において、必要不可欠な存在となるべく取り組んで参ります。