展示ブースでは、弊社特許技術である「PicoCELA Backhaul Engine(PBE)」を様々なかたちで紹介し、来場者から高い関心を寄せられました。また、展示ブース内の壁面にLEDを使った瞬時ルート変換イメージを表現し、PBEの瞬速の最適経路切り替えと動的ツリー経路制御の安定性と低遅延特性を紹介しました。

展示コーナーでは、PBEを中心にエンタープライズ向けのメッシュWi-FiアクセスポイントであるPCWL-0500シリーズ、ネットワークの状態を遠隔で管理・監視・診断できるクラウド管理システムPicoManager®、さらにエッジコンピューティングソリューションについても紹介しました。
そして、衛星通信アンテナとの連携もデモンストレーションし、山間部や災害時の通信問題へのソリューションも紹介しました。

ワイヤレスジャパン2023出展
ワイヤレスジャパン2023出展
ワイヤレスジャパン2023出展
ワイヤレスジャパン2023出展
ワイヤレスジャパン2023出展
ワイヤレスジャパン2023出展
ワイヤレスジャパン2023出展

ブース内に設置されたプレゼンテーションステージでは、連日、様々な講師によるショートプレゼンテーションが行われ、来場者が足を止めて、熱心に聴講されている姿が印象的でした。

PicoCELA代表取締役CEO兼CTO古川

PicoCELA代表取締役CEO兼CTOの古川からは、PicoCELA Backhaul Engine(PBE)の特長と活用事例に加え、PBEを利用した未来の無線ソリューションについて解説しました。

PicoCELAテクニカルアカウントマネージャーの恩田からは、PicoCELAのワイヤレス中継技術の実例を紹介するとともに、PicoCELAのソリューションには遠隔管理や遠隔操作、位置測位など、DXを実現するために必必要なソリューションについて解説しました。

PicoCELAテクニカルアカウントマネージャー恩田
PicoCELAセールスアンドプロダクトマーケティングチーム小林

PicoCELAセールス&プロダクトマーケティングチームの小林からは、PicoCELAデバイスと連携するクラウド管理システムPicoManager®のサービスを紹介しました。

また、ゲスト講師として、清水建設株式会社様、株式会社BONX様、プロロジス様の各社講師によるプレゼンテーションを行いました。

清水建設株式会社の中谷氏からは、建設現場でのDX推進にPicoCELAのソリューションを活用している実例をご紹介いただきました。PicoCELA Backhaul Engineをコア技術としたPicoCELAソリューションの導入により、建設現場の生産性向上や作業効率の改善、情報共有、コミュニケーションの円滑化が実現された事例をご紹介いただきました。

清水建設株式会社中谷氏
株式会社BONX國生氏

株式会社BONXの國生氏からはPicoCELA×BONXのコラボレーションによる現場DXの実現について語っていただきました。PicoCELAの利点を最大限に活かし、BONX WORKを通じて現場での業務改善の実現についてご紹介いただきました。LAN配線の削減や広範囲での安定したWi-Fiネットワーク構築が可能であり、小型イヤホンを使ったワイヤレスな音声通信を行うサービスを提供されています。さまざまな業種や場所での利用実績もあり、PicoCELAとの組み合わせにより効率的な業務改善が実現されているのでしょう。

プロロジスの佃氏からは、物流施設運営におけるワイヤレス空間の重要性についてご紹介いただきました。

プロロジス 佃氏:「自動化とロボット化が進む現代において、ワイヤレス空間は欠かせない存在となっています。プロロジスでは現在、共用部分のDX化を進めており、さらに無線Wi-Fiとセンサー照明を組み合わせて配線工事費の削減と倉庫内の無線通信環境の構築ができるよう検討しています。
加えて、PicoCELAのメッシュWi-Fiを活用して物流施設全体をワイヤレス化し、データ処理の負荷を軽減して位置測位を可能にしたいと考えています。」

プロロジス佃氏

この展示会を通じて、PicoCELAの技術が建設現場や物流施設など、様々な領域で大いに期待されていることが明らかになりました。
PicoCELA Backhaul Engineは、安定性と低遅延特性を兼ね備え、さまざまな課題を解決する可能性を含んでいます。

今後もますます多くの企業がPicoCELAの技術を取り入れ、新たな進化を遂げていただけることに期待します。

あらためて、弊社ブースへのご訪問、誠にありがとうございました。
引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

以上、PicoCELA展示会レポートでした。
ご拝読いただき、ありがとうございました。