自然派テーマパークの通信課題を解決!全域Wi-Fiが切り拓くデジタル化と顧客体験向上の未来

軽井沢おもちゃ王国の通信課題を解決!全域Wi-Fiが切り拓くデジタル化と顧客体験向上の未来
導入企業: 軽井沢おもちゃ王国
導入製品: PCWL-0500×4台 / PCWL-0510×9台
(予備機器:PCWL-0500、PCWL-0510 各1台)
活用分野: テーマパーク運営、DX推進、顧客体験向上、業務効率化

「遊びは最高の学び」。
自然と未来をつなぐ、広大な屋外テーマパークの挑戦

軽井沢おもちゃ王国様は1999年に開業し、全国4箇所のおもちゃ王国のうちの一つです。「遊びは最高の学び」をテーマに掲げ、「見て、触れて、体験できるおもちゃのテーマパーク」として運営されています。

主な対象年齢は0歳から小学校低学年向けで、トミカ・プラレール、リカちゃん、シルバニアファミリーなどのおもちゃを通じた体験を提供しています。

当施設の特徴は、その立地とテーマです。浅間山の麓に位置し、「自然」をテーマとしています。敷地の約半分は「自然・アスレチックエリア」となっており、火山岩などの自然の地形を活かしながら、約120のアスレチックエレメントを展開しています。

年間来場者数は20万人後半に及び、繁忙期には1日最大4,000人前後のゲストが訪れます。近年は、電子決済や翻訳アプリを利用するアジア系を中心とした外国人観光客も増加しています。

この広大な自然環境を誇る屋外テーマパークが直面した通信課題の解決と、導入後の活用状況について、マネージャーの町田京佑様にインタビューを実施しました。

軽井沢おもちゃ王国マネージャーの町田京佑様
軽井沢おもちゃ王国
マネージャー 町田 京佑様

導入前の課題:通信の「届かない」が業務と顧客体験の足かせに

軽井沢おもちゃ王国様がPicoCELA導入前に直面していた主な課題は以下の3点です。

1. 広大な屋外エリアでの「電波の穴」
施設が主要キャリア基地局の間に位置しているため、元々電波が入りにくい場所でした。繁忙期はもちろん、閑散期の週末(約1,000人/日)でも電波が届かず、全キャリアで通信が繋がらない状況が発生していました。
2. 電子決済/電子チケット導入に伴う業務負荷
電子チケットや電子決済の導入を進める中で、安定した通信環境は不可欠となりました。しかし、電波不良により繁忙期には平均して1日20件〜30件ものチケットが滞留し、現場スタッフや事務所の業務において、手動での消し込み作業という大きな負担が発生していました。
3. 多様化する顧客対応への支障
外国人ゲストの増加により、通訳アプリを用いたコミュニケーションが必須となる中で、電波の滞留により翻訳アプリも機能不全に陥るリスクがありました。また、入場時の電子的な割引券の提示もスムーズに行えないことがありました。
屋外に設置されたPicoCELAデバイス

PicoCELA選定の決め手:屋外環境に強い全域カバーとコスト効率

広域をカバーしつつ、設置や工事のコストを抑えられるソリューションを模索する中で、屋外に強いPicoCELAのWi-Fiソリューションを紹介され、導入を決定しました。

1. 「屋外対応」に特化した強さ
施設が基本的に屋外であるため、屋外対応に特化したPicoCELAが最適なソリューションとなりました。
2. 全エリアへの拡張性とカバー範囲
当初はスポット的な導入も考えていましたが、PicoCELAはアトラクションエリアのほぼ全域をカバーできる拡張性があり、従来の業者よりも大きなメリットとなりました。
3. 圧倒的なランニングコストの削減
以前4回線だった光回線を、無線技術の利用により半分の2回線で運用できる見通しが立ち、ランニングコストの大幅な削減につながりました。
屋外に設置されたPicoCELAデバイス

導入後の活用と効果:業務負荷の劇的軽減とDXの基盤構築

PicoCELA導入により、通信環境のボトルネックは解消されました。

  • ・業務負荷の劇的な軽減

    繁忙期に1日20~30件発生していた電波不良による手動でのチケット消し込み作業が解消され、現場スタッフおよび事務所の業務負担が大幅に軽減されました。
  • ・顧客満足度の向上

    入場時の通信滞りがなくなり、外国人ゲストの電子決済や翻訳アプリの使用がスムーズに行えるようになりました。
  • ・従業員の福利厚生の充実

    Wi-Fiエリアが事務所棟やスタッフの休憩スペースまで拡大し、社員の福利厚生にも寄与しました。

今後の展望:Wi-Fiが実現するテーマパーク運営の未来

安定した通信基盤が整ったことで、軽井沢おもちゃ王国様はデジタルトランスフォーメーション(DX)の幅を大きく広げました。

  • ・効率的な入場管理

    アトラクションや入園ゲートでの物理的なカウント作業を電子機器に置き換え、人数カウントを自動化できるようになります。ゆくゆくは自動ゲートの導入やスタッフの省人化にも繋がると見込んでいます。
  • ・デジタル決済の加速

    Wi-Fi対応の券売機を導入することで、キャッシュレス決済など多様な決済の可能性が広がります。

  • ・リアルタイムな情報提供

    お客様自身のスマートフォンで園内マップをリアルタイムに更新・表示できるようになれば、紙のマップ削減にも繋がります。

  • ・コミュニケーションの高度化

    外国人ゲストへの対応時、翻訳アプリを滞りなく使用できるため、イレギュラーな質問にも迅速に対応し、顧客体験を向上させることができます。

軽井沢おもちゃ王国からの景色

町田様は「チケット処理の滞りという『日常の小さな火種』を消し去り、新しいサービス展開という『未来の成長』を育むことができた」と語り、PicoCELAがテーマパーク運営全体を支えるインフラとなったことを強調してくださいました。

自然環境や広大な敷地といった通信上の制約を、もはや諦める必要はありません。

この軽井沢おもちゃ王国様の事例は、屋外に強い無線メッシュWi-Fiソリューションが、顧客満足度の飛躍的な向上と現場の業務効率化を両立できることを実証しています。

煩雑だった手動のチケット消し込み作業を解消し、外国人ゲストのスムーズな電子決済・コミュニケーションを可能にした安定した通信基盤は、未来のデジタルサービスの可能性を切り拓くだけでなく、今日の運営課題を解決し、明日からの生産性を確実に向上させました。

軽井沢おもちゃ王国からの景色
販売店: ネットチャート株式会社
施工: ネットチャート株式会社

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