無線ネットワークソリューションにより、魅力的な博物館の音声ガイド体験を提供

無線ネットワークソリューションにより、魅力的な博物館の音声ガイド体験を提供
導入企業: 那覇市立壺屋焼物博物館
導入箇所: 1F博物館天井にPCWL-0500を1台設置、2Fに1台設置
導入製品: PCWL-0500×2台
導入内容: 那覇市立壺屋焼物博物館では、10年ぶりの音声ガイド更新を機に、来訪者により良い体験を提供する目的で、株式会社ゼコーのモバイルガイドとPicoCELAのエッジコンピューティングアクセスポイントPCWL-0500を導入しました。
この技術選定の背景には、多言語対応と即時情報更新の実現、およびAPIを通じた効率的な運用管理の実現があります。
導入の決め手は、端末制限なしで来館者が自由に内容を楽しめること、安定した通信を保証することでした。
壺屋焼と沖縄の焼物、そしてこれからの壺屋の未来が伺える博物館「那覇市立壺屋焼物博物館」
PicoCELAの技術が文化遺産の未来の架け橋となる

壺屋焼と沖縄の焼物、そしてこれからの壺屋の未来が伺える博物館「那覇市立壺屋焼物博物館」

琉球王国時代から続く陶芸の町、壺屋に位置する那覇市立壺屋焼物博物館は、400年以上の歴史を有する沖縄の焼物文化をテーマとする全国で唯一の博物館です。
伝統的な石垣や古い路地を保持する壺屋の町で、伝統的工芸品でもある壺屋焼の歴史を中心に、技法や製作工程を伝えるこの博物館は、技術革新により来訪者の体験を一新しました。

導入に至った経緯や目的のインタビュー
左:株式会社ゼコー 常務取締役 野口豊史様
右:那覇市立壺屋焼物博物館 学芸員主査 比嘉立広様

導入に至った経緯や目的のインタビュー

今回、株式会社ゼコー様のモバイルガイド及びPicoCELA PCWL-0500の導入に至った経緯や目的を、那覇市立壺屋焼物博物館学芸員主査の比嘉立広様に深く掘り下げてお話を伺いました。

お話を伺った方
那覇市立壺屋焼物博物館
学芸員主査
比嘉 立広 様

導入の背景

多言語対応の音声ガイドシステムを導入

那覇市立壺屋焼物博物館は、全国で唯一、沖縄の焼物文化を専門に扱う博物館です。観光客、地元住民、研究者を含む様々な来館者に対し、多言語対応の音声ガイドシステムを導入することで、言語の壁を越えた情報提供が可能となりました。この更新は、国からの補助金を活用し、インバウンド対策の一環として実施されました。

多言語対応の音声ガイドシステムを導入
技術の選定

通信エリア間の移動時もコンテンツを途切れることなく楽しめる

PicoCELAのエッジコンピューティングソリューションは、博物館来場者が安定したバックホール接続を経由し、自身の端末で館内の複数の無線LAN機器に接続する際、通信エリア間の移動時もコンテンツを途切れることなく楽しめるようにします。
また、博物館は多言語翻訳やAI音声ガイドなどのコンテンツをUSBメモリに格納し、容易に随時更新が行えます。USBメモリをPicoCELA機器に接続すれば、利用者は自分の端末から容易にコンテンツへアクセス可能です。
これにより、以前のタブレットアプリが抱えていた台数制限や老朽化の問題も克服されました。

導入後の反響

来館者に新しい体験を提供し、大きな注目を集めています

来館者に新しい体験を提供し、大きな注目を集めています

那覇市立壺屋焼物博物館に導入された次世代音声ガイドシステムが、来館者に新しい体験を提供し、大きな注目を集めています。
このシステムにより、壺屋焼をはじめとする沖縄の焼物(やちむん)の魅力を、幅広い来館者により深く伝えることが可能になりました。
このシステム導入から一週間後のインタビュー時点で、集めたフィードバックは非常に好評で、今後、博物館の取り組みが広く認識されることが期待されます。
多言語翻訳やAI音声ガイドのコンテンツを準備する過程は時間を要しましたが、最終的には機器の設置とシステムの導入が迅速に進み、訪問者に新たな発見と体験を提供することが実現しました。

今後の展望

他の博物館や文化施設との連携、共通のガイドアプリの開発など、新たな取り組みへ

那覇市立壺屋焼物博物館は、この音声ガイドシステムを通じて、伝統ある壺屋焼の魅力をより多くの人々に伝え、理解を深めてもらうことを目指しています。
また、他の博物館や文化施設との連携、共通のガイドアプリの開発など、新たな取り組みの可能性も探求しています。


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屋外レジャー施設のワイヤレス体験を革新する無線ネットワークソリューション

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